トラッキングツール

DARとは?特徴や事例

はじめに

ニールセンさんのDARのツールを活用したことはありますでしょうか?この記事では、DARの特徴や活用した場合どのようなことが出来るを事例を元に解説していきたいと思います。事例の部分を具体的に少し触れると設定している「デモグラにターゲティング出来ているのか?また、ユニークなリーチ数をどのようにアカウントするのか?を紹介します。

ニールセン DAR

 

DARとは?分析内容

ニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings )はテレビ視聴率と同様のリーチやGRP指標を用いて、PCやモバイルなどのデジタル広告の包括的な分析結果を翌日に提供するサービスです。世界最大のユーザーデータベースであるfacebookとニールセンの最高品質のネット視聴率パネルを用いることにより正確な属性別のリーチの提供を可能としたデジタル広告視聴率は、デジタル広告の効果分析の新たな業界標準を提案します。

https://www.netratings.co.jp/solution/DigitalAdRatings.html

正確な「属性別」のリーチなどのトラッキングを提供しているのが、DARになりますので、今回解説している「ユニークリーチの算出」と我々がターゲットしている属性にどれだけリーチが出来ているのかを確認する「On Target rate」を把握することが出来ます。

デジタルの広告配信を行う際にトラッキングとして、以下の2点を気にされる広告主は多いかと思います。私も実際に相談を受けたことがあります。

相談事

  • 配信がターゲットにきちんと配信されているのか?
  • また「人」ベースで計測して、重複を除いたユニークなリーチを算出方法は?

DARを活用することで適切な「デモグラにターゲティング出来ているのか?」「ユニークなリーチ数」を把握することが可能です。

このような相談は正しく、デジタルのターゲティングは、各媒体が定義付けたものになっているので「設定しているデモグラ = ビジネスとしてのデモグラ」とはならない為、トラッキングすることでターゲティングの精度などを分析することが出来ます。

例えば、女性にターゲティングしても、100%女性に配信されません。どのように100%に近づけていくかを各ステークホルダーと共に改善していくのです。

早速、以下にDARで分析可能な「ユニークリーチの算出方法」と「On Target rateについて」を詳しく解説していきます!

ユニークリーチの算出方法

デジタル広告を配信して、どのくらいユニークなリーチしたのかをお気にされる方も多いかと思います。DARは「人」ベースで計測することで、重複を除いたユニークなリーチ算出可能になっています。(※メディア視聴の分散化により、ブラウザ計測では正確なリーチを測定できない)

上記の資料に、従来の計測方法とDARによる計測方法をまとめています。

従来の計測方法

端末のブラウザベースでのユニーク数である為、同じ人が複数端末で接触した場合異なるユーザーとしてカウントされている

DARによる計測方法

IDを用いた「人」ベースで計測することで、端末間の重複を除いたユニークなリーチを算出可能

従来の計測方法とは異なり「ID」ベースでトラッキングする為、適切にユニークリーチをカウント出来るわけです。 では実際に私が経験したトラッキングについて事例を元に紹介します。

キャンペーン全体のユニークリーチ数を取得可能

例えば、A商材のキャンペーンで様々な運用メニューを実施したとし、その配信したユニークなリーチは以下のようにカウント出来ます。(重複を除いたリーチ)

キャップチャのUnique Audience → Digital(C/M)の部分がユニークリーチになります。Computer / Mobile / Computer + Mobileでデータを見ることも出来ますが、Computer + Mobileはそれぞれのデバイスの重複も除いているので、単純にComputer + Mobile= Computer + Mobileという訳ではなく、デバイスの重複を除いた数がC/Mです。(Computer / Mobile)

キャンペーン全体のユニークリーチ数を取得可能

また、Placements毎にもユニークリーチ数をカウントすることが出来ます。例えば、以下のような媒体を活用したとしましょう。

  • Display媒体A
  • Display媒体B
  • Display媒体C
  • Youtube
  • Instagram
  • Twitter

設定しているsite/Placements毎にユニークリーチ数を確認することが出来るので、それぞれの媒体でどのくらいのリーチ数を獲得出来ているかも確認出来ます。このようなデータがあれば、メディアの戦略に活用出来ることも多いと思います。

ユニークリーチ数について少し説明致しましたが、リーチ数をKPIにしている広告主の方もいらっしゃるでしょう。特にブランディング企業はリーチ指標が多いと思います。ぜひ、キャンペーンや媒体毎のユニークなリーチ数をアカウントしてみて下さい。もしかすと、重複が大きくてインクリメンタルリーチが少なく、以外のリーチが伸びていない可能性も十分にあるかもしれません。

インクリメンタルリーチという言葉が出ましたので、以下の記事で纏めました。

インクリメンタルリーチとは
インクリメンタルリーチの考え方と分析方法

インクリメンタルリーチとは? 「インクリメンタルリーチ」という言葉、オンライン(デジタル広告)・オフライン(TV等)のプランニング、またはオンラインのみのプランニングを行う際に、耳にする言葉だと思いま ...

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On Target rateについて

On Target rateとは、DAR上で設定しているデモグラに対して、リーチした数のパーセンテージになります。

以下を例に説明すると、F30-64のターゲットに対して、実際にこのデモグラに広告が配信されたパーセンテージは「80.71%」だったということです。上段でもご説明致しましたが、100%ご希望のデモグラに配信することは難しいです。

On Target rate

ターゲティングの確認は、「デモグラ×媒体」も可能になります。

事例

女性ターゲティングを行っていても、実際に女性に配信されたのが47.01%という結果でした。媒体毎に定義しているセグメントが異なる為、このような結果になっていますが、ここからPDCAを回していくとターゲティングの精度も改善していきます。47.01% ⇒ 73.62%まで改善した事例です。

デモグラ On Target rate

メディアプランナーと媒体がきちんと協力していけば、改善出来るということがお分かりかと思いますので、改善する為に何を行うべきなのかをしっかりディスカッションし、PDCAを回すことをオススメします!

まとめ

  • DARを活用することで、「人」ベースのユニークリーチをカウント可能
  • ご自身がターゲットしているデモグラにどのくらいリーチしているかをパーセンテージで把握可能

DARでは、様々分析が出来るので非常に興味深いデータが見ることが出来ます。メディアレポートのみでは確認出来ないですし、第3者のツールならではのメリットだと思います。キャンペーン全体のユニークリーチ数は、重複を除いたリーチ数を確認出来ますし、キャンペーンKPIがリーチの場合、レビューをしやすいです。

そして、On Target rateは、実際に配信されたデモグラ情報を可視化すること出来き、配信のレビューがしやすくなります。また、運用のPDCAにも活用出来ますので、運用効果を良くなっていくでしょう。上記で実例を紹介しましたが、女性商材なのに、男性に配信されている割合が多いのは機会損失になります。正しくトラッキングしていくのに、DARはオススメです。

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