アドテクノロジー

eCPM(effective Cost Per Mille)ってなに?

eCPM(effective Cost Per Mille)ってなに?

eCPMはImp課金ではないCPC課金(クリック課金)の広告をCPMに計算した指標のことになります。実際の計算式は、CPMの計算式と同様で、「Cost ÷ Imp数×1000 = eCPM」です。

Imp課金は、よりリーチを獲得する際の買い付け方法で、CPC課金の場合は、よりクリックするであろうユーザーに広告を掲載する配信方法になる為、CTRが上昇し、Imp数が減少する傾向になります。しかし、果たしてCPC課金をCPMに換算した単価がeffective(効果的)なのでしょうか?

今回の記事では「eCPMとは」を纏め、「効果的なCPM」はどのように理解する必要があるのか解説します。

昨今のトラッキングの傾向と、個人的な意見も含まれているので、以下に紹介しているものが実際のKPIにするのは危険なこともありますので、あくまでの1つの指標としてお考え下さい。代理店の方は、この情報を出すことで広告主とより良いディスカッションが出来たり、少し深いデジタル広告のレポートが出来るかと思っています。

アドベリフィケーション対応に基づいたメディア評価

リーチ目的運用する場合、CPMの比較からメニューを決めることが多いのではないでしょうか?リーチ目的運用すると、買い付けがCPMになることが多いですが、果たして単純にCPMの金額だけで決定してしまっても良いのか、疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?昨今、アドベリフィケーションという言葉が主流になりつつあり、「Viewable rate」や「Ad Fraud」「Brand Safety」についてよく聞く機会も増えてきているかと思います。

アドベリフィケーション(AD Verification)とは、「デジタル広告でブランドイメージを損なうことなく、広告が目的に沿って適切に掲載されているかを検証すること」です。ここから記載する「媒体評価指標」にも関わってきますので、簡単にどのような項目があるのか纏めてみました。もしご存知ない方は、ご理解頂ければと思います。

ビューアビリティ アドフラウド ブランドセーフティ

アドベリフィケーション関連「ビューアビリティ」「アドフラウド」「ブランドセーフティ」の記事は、以下に纏めているのでご覧頂ければと思います。

アドベリフィケーションとは?png
アドベリフィケーションとは?

アドベリフィケーションとは?なぜ必要になってきているのか? アドベリフィケ―ション(AD Verification)とは、「デジタル広告でブランドイメージを損なうことなく、広告が目的に沿って適切に掲載 ...

続きを見る

毀損デジタル広告の価値
デジタル広告の価値毀損。「ビューアビリティ」「アドフラウド」「ブランドセーフティ」について

はじめに 「ブランド毀損を防がなくてはいけない。」最近よくこの言葉をお聞きになっているでしょうか。広告主・代理店・媒体様々な方面でも発言されているので、世の中で関心が高い事柄になりつつあるでしょう。今 ...

続きを見る

ビューアビリティを加味したCPMの評価方法

以下に、例を作成致しました。単純にビューアビリティ(Viewability)のパーセンテージを加味した場合のCPMを計算したものになります。極端のお話ですが例えば、同様のCPMの買い付けだとして、ビューアビリティ100%の場合と65%の場合で、Viewable CPMの差が出てきます。上段に記載しているViewability100%はありえないですが、お伝えしたことは単純にCPMの買い付け金額だけではなく、実際に広告が表示されているパーセンテージも加味しながら、単価を確認した方が良いということです。

ビューアビル CPM

Imp Viewability CPM Cost Viewable Imp
200,000 100% ¥2,000 ¥400,000 200,000
200,000 65% ¥3,077 ¥400,000 130,000

ビューアビリティとアドフラウドを加味したCPMの評価方法

上記は、ビューアビリティの加味した「Viewable CPM」で計算し、評価したものですが、「人」にきちんと見られているかの観点で言うと、「アドフラウド」の指標もあります。この指標を加味した計算式も解説致します。この記事のタイトルにあるように、eCPM(effective Cost Per Mille)の評価方法の回答になりますので、ぜひご参考にして下さい。外資の広告主やエージェンシーの方は馴染みあるかもしれません。

eCPM計算式

このように計算することで、ビューアビリティとアドフラウドを加味し、効果的だったCPMの単価を算出することが出来ます。今まで記載してきた内容をご理解頂くと、一概にCPMだけで比較するのは難しいことが分かるかと思います。

過去にデータがないメディアプランでこの考え方を搭載するのは難しいですが、実際に活動している且つトラッキングを行っている案件であれば分析出来ます。eCPM(effective Cost Per Mille)の考え方でより効果的なメディア・メニューを選定出来るかもしれませんので、ぜひご参考にして下さい。

※この指標を算出する場合は、アドベリフィケーションツールが必要になりますので、ご注意下さい

まとめ

  • eCPMはImp課金ではないCPC課金の広告をCPMに計算した指標のこと。
  • アドベリフィケーション対応に基づいた結果を加味してeCPMを計算すると効果的なCPMを把握可能。
  • ビューアビリティとアドフラウドの結果を加味する場合、アドベリフィケーションツールが必要。

-アドテクノロジー

Copyright© Media Planning Information , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.