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SEOとは?2020年における目的・対策方法について

はじめに

普段、メディアプランニング業務に従事している方にとってSEO関連の情報をキャッチアップする機会は、あまり多くないのではないでしょうか?SEOカテゴリーの記事では、必須で押さえるべき基本的な情報だけでなくより深くSEOを理解したい方や、施策実行を担っている方向けの情報を数記事に分けて掲載していく予定です。

早速ですが、こちらの記事の本題をご紹介いたします。

目次

SEOとは

SEOとは?

SEOとは"Search Engine Optimization"の略称であり、「検索エンジン最適化」の事を指しています。検索エンジンはインターネット上の情報を検索するシステムで、代表的なものとして、Google・Yahoo!・Baidu・Bingなどがあります。「ググる」「Google先生」といった言葉が一般的になっている事からも分かるように、検索エンジンはインターネット上の重要なインフラの一つとして確立されています。

この辺りは言わずもがなといった情報かと思うのですが、2019年12月 ニールセン デジタル株式会社が発表した「Tops of 2019: Digital in Japan」をご紹介いたします。こちらの発表では、人口の半数以上が利用しているサービスとして、Google・Yahoo!が挙げられています。

2019年 日本におけるトータルデジタルリーチ TOP10

https://www.nielsen.com/jp/ja/insights/article/2019/20191219-tops-of-2019-digital-in-japan/

数年前にはなりますが、10代・20代の若年層が「Google検索を行わない」という記事が話題になりました。https://jp.techcrunch.com/2016/03/03/istagram-genking/

当時よりもInstagramやAmazonの存在感は増していますが、2020年現在においても検索エンジンは顧客接点における重要チャネルの一つだと考えています。

これまでのSEO(ブラックハットSEO)

「ブラックハットSEO」という言葉はご存知でしょうか?

検索エンジンの順位決定ロジック(アルゴリズム)の抜け穴をついて、Webサイトの順位を不正に上げようとする手法(スパム行為)を指した言葉です。

Googleはかねてより、ユーザーの為になるWebサイトの構築を指針として掲げていました。「Googleが掲げる10の真実」では、ユーザーの利便性を第一に考えるようにという表記があり、このスタンスはGoogleの会社設立の数年後から掲げています。

しかし、数年前までのSEO業界においては、以下のようなスパム行為が横行していました。

有料リンク

リンクを貼って貰うことに対して、対価が支払われるリンクの事を指します。

Googleのアルゴリズムにおいては、「リンクが貼られているサイト=他サイトで紹介をされるほど良いサイト」という判断をされます。他サイトから貼られているリンク(被リンク)は、検索順位を決定する上での重要な指標である為、このような手法が横行していました。

隠しテキスト

ページ背景とテキストの色を同じにしたり、文字のサイズを極檀に小さくするなどして、

ユーザーがサイトを閲覧したときには表示されず、検索エンジンには読み取れるようにする手法です。この手法を用いる事で、ユーザーには不自然な文章を見せる事なく、意図しているキーワードの記述率を上げる事ができるとされていました。

Googleのガイドラインで明確に禁止されている手法ではありましたが、Googleが発見し、取り締まれる精度が低かったが故に、広く蔓延してしまった状況です。現在では、様々なアップデートを繰り返し、これらのスパム行為を検知する精度が向上している為、ほとんどの手法が無効化、あるいはペナルティの対象となっています。

悪意なく禁止されている行為を行ってしまった場合でも、Googleのペナルティ対象にはなりますので、ご自身でもガイドラインをご確認いただく事をお勧めいたします。

  • ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja/

※ここに記載されている手法を提案してくるSEO企業がいましたら、要注意ですので、サポートのご依頼等は控えて頂いた方が賢明かと思います。

昨今のSEO

上記でご紹介したSEO施策においては、主に特定キーワードにおける順位上昇だけが目的となっているケースが多かったように思います。SEO事業者は、特定キーワードの順位に応じた成果報酬費用を受け取るような契約体系になっていました。

しかし、消費者の検索行動の変化に伴い、単一の特定キーワードにおける上位表示だけでは、以前ほどの事業インパクトを出せないケースが増えてきました。ご自身の検索シーンを思い浮かべて頂くと、1位に表示されているサイトだけでなく、2位・3位のサイトを行ったり来たりしたりするかと思います。それでも得たい回答が出てこなかった場合、キーワードを変えて検索し直す事もあるのではないでしょうか?

このような変化に伴い、SEO施策における目的としては、Webサイトの売上・コンバージョン・トラフィックの上昇を求める企業が増えていきました。

これが本来あるべき状態で、より本質的な方向へ向かった変化だと思います。

「SXO」(Search Experience Optimization:検索体験の最適化)

目的が見直されることで、それを実現する為の手法も変化していきました。売上やコンバージョンを増やすという目的においては、購入単価を高めたり、CVRを高める事も手法として考える事ができるかと思います。

ビッグキーワード偏重のSEO施策だけではなく、ユーザーの検索意図を満たすコンテンツの提供や、モバイルフレンドリー・ページスピード・情報の構造化を始めとするユーザビリティを考慮したWebサイトの構築が、SXOにおけるカバー領域と考えられています。

検索意図を満たすコンテンツを提供する上で、ミドル・テールキーワードと呼ばれる掛け合わせキーワードについても、より重要度が増していきました。キーワードの分類に関しては、ご参考までに一般的な分類の定義を記載いたします。

ビッグキーワード

検索数が多く、CVRが低い:(例)「ハワイ旅行」「スニーカー」

ミドル・テールキーワード

検索数が少なく、CVRが高い:(例)「ハワイ旅行 持ち物」「メンズスニーカー 白」

Googleのアルゴリズムが高度化する事に伴い、これまでのSEO施策では十分な成果を得る事が難しくなっていった事も、このような変化をもたらした大きな要因の一つです。

次回以降の記事では、SXOの概念において深掘っていければと思います。

まとめ

  • SEOとは「検索エンジン最適化」。InstagramやAmazonの存在感は増していますが、2020年現在においても顧客接点における重要チャネルの一つ。
  • 「ブラックハットSEO」を始めとしたアルゴリズムの抜け穴をついた行為は検索エンジンの進化に伴い、現在では効果が無く、ペナルティの対象となっている。
  • SXOの概念を理解したより広範囲への施策が重要になっている。

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